スキンケアTips Vol.1お肌を詳しく知ろう
まずは肌の仕組みを知って正しいスキンケアを行えるようにしましょう。化粧品はそれぞれの目的、効果を実現させるため、有効成分を配合して作られます。それらがきちんと効果を発揮できるように、まずは自分のお肌を知り、その時その時の状態にあったものを選ぶとよいでしょう。



お肌の構造
皮膚は主に①表皮層、②真皮層、③皮下組織からなり、それぞれの場所にそれぞれの役割があり、特に気を配りたいのが表皮と真皮です。それぞれの特徴を見てみましょう!



①表皮層→表皮細胞が分裂しながら皮膚の層を作り上げます。最終的に一番上の角質層では角質とセラミドに分かれて皮膚を外部環境から守り、潤いをキープします。わずか0.02mm~0.03mmのなかにレンガのように数十枚重なった角質細胞はとても大事な役割を果たしています。水分と油分のバランスが大切で、このバランスを失うと肌が乾燥したり、皮脂が過剰に分泌され、トラブルが起きます。また一番外側は程よい皮脂膜を作り、お肌を弱酸性に保ち、外部影響から守ってくれています。 表皮層の下部は基底膜と言って、表皮細胞とメラニン細胞(メラノサイト)が配列されています。メラニンはシミやクスミの原因となる色素で、黄色人種は紫外線を浴びるとこのメラニン細胞がメラニンを生み出し、肌の表面の色を濃くし、身体に害のないよう防御するのです。とはいえ美容の面を考えると、シミの原因はなるべく作りたくないものですね。スキンケアや日頃のお手入れでシミをできにくくしたり、できても薄くする事は可能です。あきらめずにコツコツと自分のお肌に向き合いましょう。


②真皮層→お肌の柱となり弾力を保ちます。コラーゲン、エラスチンなどのたんぱく質と、その入り組んだ隙間を埋めるように基質があり、ヒアルロン酸もここに含まれています。 真皮層の乱れにより起こるのが「しわ、たるみ」です。加齢と共にコラーゲンを生産する力が衰えるのも1つですが、紫外線を浴びる事によりコラーゲンを直接破壊してしまうのも大きな理由となっています。「日焼け」と言うとシミやくすみをイメージすると思いますが、実は目に見えなくとも「シワ」の進行を着々と進めてしまうので、しっかりと紫外線対策をする事がトータルアンチエイジングの鍵となります。


基本的に化粧品そのものが浸透できるのは表皮層、しかも角質層辺りです。それ以下は細胞を渇せ貸させる成分や肌の細胞同士の伝達機能を利用して有効的に吸収します。よってコラーゲン入りの化粧品が真皮層にあるコラーゲンの足しになるという事はありえません。コラーゲンやヒアルロン酸は「保湿成分」として含まれ、もちろんお肌をしっとり保つ効果は期待できます。お化粧品を選ぶときは、有名な成分名だけにとらわれず、自分がどんな効果を期待しているか、「何を目的とした商品なのか」に着目して選ぶと良いでしょう。


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